電子カルテ導入事例

開業後電子カルテへ

あおい歯科

東京都世田谷区

1.ペーパーレスを考えたきっかけ

 私たちは、2018年10月に世田谷区内に夫婦で開業しました。開業前は都内の総合病院の歯科に勤務し、紙カルテと大手会社のレセコンを併用していました。その煩わしさから、将来自分の診療室では「ペーパーレス」を実現し、電子カルテとレセプト作成を同時にできるシステムにしようと考えていました。

2.アイデンスとの出会い

 開業を前向きに考えだした2017年11月のデンタルショーで、会場入り口近くのアイデンスブースに興味本位で立ち寄ったのがそもそもの縁です。開業の場所や時期、資金について決まっていない段階でしたが、M氏から懇切丁寧に説明していただいた事が記憶に残っています。大手他社のレセコンも見ましたが、内容が一律にシステム化しすぎており、また価格も高額だと感じました。その後もいくつかのレセコンを見て検討した結果、アイデンスを選択しました。

3.導入の決め手

 1つ目の決め手は、コストパフォーマンスです。アイデンスオリジナルの「開業パック」は電子カルテと予約システムに加え、開業時には必須なホームページ・Web予約機能が比較的手頃な価格で導入できる事は魅力的でした。
 2つ目はアフターサービスです。診療体系に即した詳細をカスタマイズしながらのデモンストレーションは大変理解しやすく、通信を使用したアフターサービスについての説明も安心できました。実際に開業後の1年間は月に数回、オンライン請求や入力などのサポートを続けていただき、電話だけでは難しい場合は医院のコンピュータを遠隔操作してトラブルを解決してくれる点も大変助かりました。また、疑問点はコールセンターへ問い合わせると、その場で丁寧に解説してくれます。

4.ユーザー本位のシステム

 ProSeedSVの特徴は、処置入力は“歯式”から始めることでしょうか。歯式を入力すると病名・処置選択肢が表示されポインターが移動します。これまで使用した機種は、病名→歯式→処置の順に入力するものでしたので、最初は戸惑いましたが、今ではすっかりアイデンス方式が理にかなっていると感じています。
 セットアップされたプログラムに合わせてこちらが入力していくというよりは、診療体系に即してカスタマイズしていくという、ユーザー本位のシステムに非常に楽しみを感じております。
 今後の要望として、抜歯や手術、粘膜面の所見記入の際に挿入するイラスト機能の充実を期待しています。