電子カルテ導入事例

充実した電子カルテ

医療法人社団健生会 篠路山田歯科

札幌市北区

1.カルテ記載の重要性

 平成17年に手書きのカルテからレセコンを導入するにあたり、重要視したのは「手書きのカルテに匹敵できる情報が書き込める」ことでした。数社のデモを見て比較したところ、アイデンスのProseedが手書きカルテに最も近いものが作成できることが明らかでした。「レセプトのためだけでなく、カルテ記載にも対応ができるものを目指している」という言葉を今でも覚えています。私たちはレセプトを不備なく提出するためのPCを求めているだけではありません。質の高いカルテ記載は、診療と同等に必要な仕事です。導入後、充実したカルテ記載ができる操作性等の利便性について、Proseedは私たちのために考えられているものであることを実感しました。

2.本物の電子カルテ

 カルテは私たちの仕事の「証」であり、それ故その内容には高い質が求められます。従来のカルテコンには行政が求める、真正性、見読性、保存性を満たすものは無く、電子カルテと言えるものはありませんでした。しかし、「本物の」電子カルテと認められるProseedSVがようやく世に出てきました。私たちのカルテは、真正性という法の要請に応えなければなりません。その一方で、紙カルテ以上に容易にデータを確認できる見読性を満たす機能が充実していなければ、診療そのものにマイナスになることも事実です。手書きのカルテ以上のものを目指して進化してきたProseedSVが出るという情報を聞き、三要件を満たしていることを確認し、すぐに導入を決めました。紙出し作業や紙カルテの保存の簡略化、それに付随するコスト削減、事務処理の時間軽減など、目に見えて効率化が図られています。逸早く導入を決めて良かったと思っています。

3.全てをペーパーレスに

 もともとが充実したカルテ記載が根本にあるため、利便性においても私が柔軟にカスタマイズできるものでなければ意味はありませんでした。導入後も、より使いやすい機能が、オンラインでバージョンアップがされ、短期間で当院独自のProseedSVが出来上がっています。カルテ記載やレセプト請求に関する知識に長けたアイデンススタッフの皆さんのおかげで、安心した電子カルテ作成ができています。近い将来、サブカルテや手書きのメモなど、全てが電子化されることに期待しています。アイデンスには引き続きこの業界で先導する役を担って貰いたいと思います。